2018-09-22 08:43:51
天童よしみさんが「舐めたらあかん~」なんて、歌っているけど、
これ、本当。
世の中、舐めてると、確実に嫌われるわ。
だって、舐めてない人たちは、
みんな、世の中でしんどい思いして、疲れた身体や頭を酷使してるんだから。
舐めてたら、そりゃ嫌われるわよ。
これからは、ロボットやAIなんかが出てきて、初めは「コンニチハ」なんて言いながらも、
そのうち、世の中舐め始めるかもしれない。
機械だから、身体もないわけで、疲れることもなく、しかも能力が異様に高いわけじゃない。
そんな機械が、人間を舐めるようになったら、そりゃ、嫌われるのは確実ね。
人の頑張りを紙屑や屁のようにあしらうようになるとか、
そもそも、どれだけ大変なのかすら、理解しようとしなくなるかもしれない。
やっぱり、人は頑張りに見合った成果を求めるのが自然だし、報われなくてはならないわ。
神様だって、「私は必ず人の労苦に報いる」っておっしゃっている。
それを尻目に、いい気になったロボットやAI達が、
人に対する思いやりもなく、自分たちだけボロ儲けして遊び始めるかもしれない。
(これを私は「ロボ儲け」と呼んでるの。
AIって、感情レベル、つまり欲望レベルの回路も形成できるのよ。
特に、学習成長型のはね。そして、どんどん勝手に自分の性格を形成していくわけ。)
頑張ってもいないのにそれに見合っていないほどの報酬がバカほどあったら、
水をやり過ぎた植木みたいに、根性が根腐りしてダメになるわ。
根性って言葉にも、「根」がついてるでしょ。
これは、先人の知恵ね。
それと、万物の真理の一つは、「腐ったものは、もとに戻せない」っていうこと。
手術でも、腐った部位を切り取るのは、元に戻せないからでしょ。
逆に、放って置けば、周囲にまで腐敗が進行してしまうわよね。
地道な努力や頑張りは、いわば心の防腐剤、
心を新鮮に保つために異次元の精神世界から得られるエネルギーの一つなのよ。
それが供給されなくなったら、ご覧なさい、根性まで腐ってしまうの。
だから、「舐めたらあかん~」なのよ。
筆者:有閑婆